びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療法

退院して最初の週末に家族全員(長男と娘と娘の孫達3人)が
集まる。今回も手術も無事終えて家族と一緒に食事が出来る様に
なって本当に良かったとおもう。抗がん剤の副作用で脱毛すると
聞いて、早速埼玉に引っ越して来てから30以上通っている
散髪屋で髪を短くかってもらう。

抗がん剤での治療方法について都度説明はあったが、薬の名前や
投与の仕方、期間などなど今振り返ると、と言うか今になって
やっとよく理解出来る様になった。基本的には私の場合血液内科の
外来で通院で抗がん剤を投与していった。

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療方法は”R-CHOP(アー
ルチョップ)療法と言われる3種類の抗がん剤と副腎皮質ホルモン
とリツキシマブを組合せた治療法である。と言われてもよくわから
ないですよね。具体的には

抗がん剤は①オンコビン②ドキソルビシン③エンドキサンを投与し。
身体全体の悪性の腫瘍細胞の増殖を抑制する、また腫瘍を小さくする
効能がある抗がん剤で、もちろんがんによく効く一方で良性の細胞
に対し支障をきたし結果副作用が強く出る。

リツキシマブ(商品名:リツキサン)は抗がん剤と思っていたが
抗体医薬品で、抗体を利用した薬でがん化したB細胞を無効化し
リンパ腫を治療する薬です。と言ってもよくわかりませんよね。
悪性リンパ腫が活発化している時CD20と言われる部位ががん化した
B細胞の活性化や増殖が促進されます。B細胞にあるCD20を阻害
するためCD20に結合する抗体(抗CD20モノクローナル抗体)を
作りCD20に抗体が結合することでがん化したB細胞を無効化し
がん細胞を死滅化へと導く抗体薬品がリツキサンである。

最後に副腎皮質ホルモン剤です。商品名はプレドニン錠で、抗がん剤
投与から5日間朝昼夕一日三回飲む錠剤です。効能書きでは、炎症
アレルギー症、免疫反応を抑えるとなっている。これを飲んでいる
5日間は調子がいいのだが、週末になると薬がないので週末いつも
副作用が強く出る、と感じた。

以上がR-CHOP療法です。

 

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